【EXCEL】これだけ覚えたら時短で便利なショートカット:Ctrlキー編【5選】

Ctrlキーを使ったショートカットキーの中でも、これだけ覚えておけばOKなものを5つだけに厳選してご紹介します。あまり使わないものまで覚えるのではなく、実務でよく使うものに限定して覚えたい人は必見です。

 

エクセルにはさまざまなバージョンがあり,それにより機能や操作,画面表示が異なることがあります。この記事の内容は,執筆時点での参考情報としてご紹介しており,変更されたり新機能が加わったりすることがあります。詳しい情報は,Microsoft公式サイトからご確認ください。

Ctrlキー編【5選】

Ctrlキーは、Control(コントロール)の略です。キーに表示されている本来の機能をコントール(制御)して、別の機能を呼び出してくれるイメージです。画像の通り、多くのキーボードで左右に1つずつ配置されています。左のほうが良く使われていますね。

今回ご紹介するのは、Ctrlキーと組み合わせて使う5つのショートカットです。

  • Ctrl+D
  • Ctrl+F
  • Ctrl+S
  • Ctrl+1
  • Ctrl+F1

 

Ctrl+D

すぐ上のセルをコピー&ペーストする

コピー&ペーストといえば、Ctrl+C & Ctrl+V が有名ですが、二つのショートカットキーを使わずとも、Ctrl+Dだけですぐ上のセルをコピー&ペーストできるので、上級者はこちらを使う方が多いです。上のセルを下にコピーするので、Downの「D」ということです。覚えやすいですね。

画像のように、コピーしたいセルのすぐ下のセルでCtrl+Dを押します。

こんなふうに、1つのショートカットキーだけでコピー&ペーストできます。

Ctrl+R

関連して、Ctrl+Rは右(Right)にコピー&ペーストできます。

下や右にコピー&ペーストしたい場合は、Ctrl+C & Ctrl+V よりも1/2の時短になります。セルに入力された数式や関数もコピー&ペーストしてくれます。ぜひ覚えたいショートカットキーですね。

この2つのショートカットキーは、複数の列や行にも一括で使えます。2つの“合わせ技”もあります。別記事でご紹介しますね。

 

Ctrl+F

「検索と置換」を表示する

シート内で特定の文字列を検索したい時にすぐ使えます。ちなみに、Shift+F5でも同じダイアログを表示できます。

Ctrl+H

関連して、Ctrl+Hを使うと「検索と置換」ダイアログの「置換」タブのほうをすぐに表示できます。

特定の文字列を検索し、別の文字列に置き換えることができます。この点は、以下の関連記事の中で一例を解説しています。

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Ctrl+S

上書き保存する

Save(保存)の「S」で覚えられます。毎回の実務でよく使うので時短になりますね。

 

 

Ctrl+1

「セルの書式設定」を開く

実務でよく開くのが「セルの書式設定」ですね。“「1」番よく使う”と覚えられるかもしれませんね。ちなみに、ダイアログが開いてからCtrl+Tabを押すと、ダイアログ内のタブを順に切り替えられます。

Ctrl+F1

リボンの展開/折り畳み

ブックを開くと通常は上部にリボンが表示されています。リボン内にタブとコマンドが表示されているため、縦方向にわりと場所を取っています。画面共有してシートを見てもらう時など、縦方向に長く見てもらいたい時がありますね。

 

Ctrl+F1を押すと、上の画像のようにリボンのコマンド部分が折り畳まれます。もう一度、Ctrl+F1を押せば元に戻ります。二つの画像の縦幅は同じです。画面のアスペクト比やズームなどによっても変わってきますが、コマンド部分が折り畳まれるだけで表示される縦幅がかなり変わりますね。

アプリケーションの右上(赤囲み部分)をクリックすると、マウス操作で表示の切り替えができますが、覚えてしまえばショートカットキーのほうが早いですよね。

 

まとめ

いかがでしたか。今回は、これだけ覚えたら時短で便利なショートカットのCtrlキー編でした。Shiftキー編やAltキー編もお楽しみに!

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コアース株式会社

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