パソコンの電源を入れたら日付が何年も過去の日付になっていたということはないでしょうか。とくに古いパソコンではそのようなことになる場合があります。原因の一つとして、マザーボードのバッテリーが切れてしまったのかもしれません。
当社のパソコン2台もマザーボードのバッテリーが切れたため自分で交換してみました。とても簡単に交換できましたのでご紹介します。以下にご紹介するのはデスクトップパソコンでのバッテリー交換です。
必要な道具
ドライバーだけです。パソコンの筐体を開くのに使用します。手で回せるタイプのビスであれば、ドライバーすらなくても作業可能です。
作業前の準備
現状、どのタイプの電池がマザーボードについているのかチェックする必要があります。多くの場合は、「CR2032」というボタン電池です。
念のために、電池のタイプを確認しておきましょう。
まず、パソコンの電源を切り、電源ケーブルも抜いておきましょう。静電気によって故障する場合もあるようなので、作業前に静電気を逃しておくと安全です。
そこまで準備ができたら、ドライバで筐体を開けてみましょう。開け方は筐体ごとに全く違います。指で回せるビスを外せば簡単に開けれるタイプのものもありますし、奥まったところのツメが引っ掛かってなかなか外しづらいタイプのものもあります。
筐体を開くとマザーボードが見えるでしょう。マザーボードによって位置は異なりますが、下図の場合は、右上の緑で囲った部分にボタン電池がありました(ブルーのケーブルに隠れて見えづらいですが・・・・)
「CR2032」の場合は、アマゾンなどで簡単に購入できます。今回、わたしはアマゾンを使って2つ290円で購入しました。
バッテリーの取り外し
新しいバッテリーを購入したら、さっそく古いバッテリーを取り外しましょう。
バッテリーは、下図の白で囲った位置のある小さなツメに引っ掛けてあります。このツメは指で押すことで簡単に外すことが可能です。
バッテリーの取り付け
下図はバッテリーを外した状態です。
まず、ツメとは反対側の部分にボタン電池を引っ掛けます。その状態で上から押し込むようしすると自然とツメが引っ掛かります。
動作確認
パソコンの電源を入れて、日付と時間を合わせましょう。その後、一旦シャットダウンします。しばらく時間をあけて再度パソコンの電源を入れても日時が正しく表示されていれば問題ないでしょう。
まとめ
業者に依頼すると安心かもしれませんが、出張修理費や診断料金などを含めると1万円近い費用がかかってしまう場合もあるようです。なかなかバカにならない金額ですね。
自分で作業するとわずか数百円の費用で交換することができます。あくまでも自己責任ということにはなりますが。。。。
では、今回はここまでです。