前回の記事でパーマリンクの設定までの手順をご説明しました。WordPressのトップ画面を表示し、いよいよ投稿した記事をクリックしてパーマリンクの設定が正しく反映されているか確認しようとしたところ、何と・・・・投稿した記事が表示されません。「404 not found」です。
この記事では、「404 not found」を解決した手順を記します。以下に記す手順では、.htaccessの書き換えなどがありますので、実行される場合はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
まずは、パーマリンクの設定後に.htaccessが書き換えられているかの確認です。ftpソフトで確認したところ、残念ながら書き換えられていません。
わたしが使用しているレンタルサーバWebARENA SuiteXでは、WordPressをインストールする方法が2通りあります。
1.WebARENAの管理画面でボタン一つで設定!
2.手動でのインストール
今回、わたしは「1.」の管理画面からボタン一つでインストールしていました。下図のような感じです。本当に簡単です。
さて、WordPress管理画面の[設定]-[一般設定]には、WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)の二つのアドレスが記述されています。まずは、WordPressアドレス(URL)の直下にある.htaccessとindex.phpの二つのファイルをローカルPCにダウンロードします。
次に、ダウンロードしたindex.phpの次の部分を書き換える必要があります。この「ディレクトリ名」というのは、上図のWebARENA管理画面で設定したディレクトリ名のことです。
/** これは変更前です。 */
require( dirname( __FILE__ ) . '/wp-blog-header.php' );
/** 下記の通り変更します。 */
require( dirname( __FILE__ ) . '/../../app-def/S-102/ディレクトリ名/wp-blog-header.php' );
続いて、ダウンロードした.htaccessに次のコードを追記します。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /blog/
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /blog/index.php [L]
</IfModule>
編集したindex.phpと.htaccessをサイトアドレス(URL)の直下にアップロードします。
この状態で投稿した記事が見れるようになったか再度確認です。WordPressのトップページから投稿した記事をクリックすると今度はばっちり表示されました。
このシリーズ記事のリンク
All in One SEO PackでXMLサイトマップを作成① - はじめに
All in One SEO PackでXMLサイトマップを作成② - パーマリンクの設定
All in One SEO PackでXMLサイトマップを作成③ - .htaccessの設定
All in One SEO PackでXMLサイトマップを作成④ - Search Console