【WordPress】プラグインBackWPUpを使ったバックアップ方法①-ファイルの定期バックアップ

WordPressでブログを更新したり、新たにプラグインをインストールする前にはバックアップを取ることが勧められています。記事を更新したり、プラグインを追加するタイミングで過去の記事が真っ白になってしまうことがあるためです。今回は、当ブログサイトでプラグインを使ったバックアップを設定しましたので手順をまとめてみました。

 

WordPressでのバックアップとは

冒頭でもふれたとおり、記事を投稿したり、新たにプラグインをインストールする前にバックアップを取っておくと安心です。WordPressは、動的ページのため単純にFTPソフトを使ってHTMLファイルをダウンロードしてOKというわけにはいかないようです。まずは、静的ページと動的ページとのバックアップについて簡単にご説明いたします。

静的ページ

通常、ウェブサイトは静的ページで構成されていることが多いようです。静的ページはサーバ上にhtmlファイルcssファイルが保存されています。ftpソフトでサーバに接続するとhtmlファイルなどウェブサイトを構成するファイルを見ることができます。

動的ページ

ftpソフトでサーバに接続してもhtmlファイルを見ることはできません。ブラウザを使ってあるURLを閲覧しにいくと、サーバはデータベース(My SQLなど)から必要な情報を取得して、それをもとにその都度htmlファイルを生成し、それをブラウザに返しています。WordPressのサイトは、この仕組みで動いています。

 

さて、静的ページの場合、ftpソフトを使ってhtmlファイルやcssファイル、また関連する画像ファイルなどをダウンロードすることでバックアップを取ることができます。しかし、WordPressで作成してウェブサイトの場合、ftpソフトを使ってもhtmlファイルを見ることはできません。記事やコメントなどはMySQLに格納されています。ユーザがブラウザを使ってウェブサイトにアクセスするたびに、WordPressはMySQLから記事のデータを読み込み、テーマと呼ばれるテンプレートにそれを流し込んでブラウザに返しているという仕組みです。

WordPressで作成したウェブサイトのバックアップを取るには次に挙げる各データのバックアップを取る必要があります。

1.データベースMySQL上に格納されているデータのバックアップ

2.サーバ上に格納されているテーマなどのバックアップ

 

この記事では、プラグインのインストールと「2」のサーバ上に格納されているテーマなどのバックアップをまとめています。データベースMySQL上のデータのバックアップや手動バックアップなどは次回以降にご紹介いたします。

 

 

プラグインのインストール

WordPressのバックアップに使うプラグインはいろいろあるようです。評価が高く、きちんと更新もされていて、現在のバージョンでの動作が確認されているプラグインということで、プラグインBackWPUpかUpdraftPlusかのどちらかを使ってみることにしました。どちらにするか悩みましたが、BackWPUpを解説するサイトがたくさんあり、参考になる情報を得やすそうなのでプラグインBackWPUpをインストールすることにしました。

 

「今すぐインストール」>「有効化」の順にクリックします。では、次に設定方法の見てみましょう。

 

 

 

BackWPUpの設定

まずは、下図の通り「新規ジョブ」の追加をクリックします。

 

「新規ジョブの追加」をクリックすると下図の画面に遷移します。

「一般」タブの設定

まずは「一般」タブの設定からです。

①の「このジョブの名前」には、後で分かりやすいような名称を入力します。わたしの場合は、「ファイル定期バックアップ」としました。

②の「ジョブタスク」は、「ファイルのバックアップ」を選択します。

「一般」タブのさらに下へスクロールすると・・・・

 

③アーカイブ名は、デフォルトのままにしておきます。

④アーカイブ形式は、サーバOSなどの環境によって左右されるようです。わたしが使っているサーバはLinux(CentOS)ですが、その環境で使用できるのは「Tar」と「Tar GZip」に限られるようです。「Tar」は複数のファイルやフォルダを一つにまとめる方式です。そして、「Tar GZip」は「Tar」で一つにまとめたものを圧縮する方式です。できるだけバックアップのファイルサイズを小さくしておきたいので「Tar GZip」を選択しました。

 

⑤の「バックアップファイルの保存方法」ですが、今回は同じサーバ内に保存しますので「フォルダーへバックアップ」を選択しました。わたしの場合、レンタルサーバを借りてウェブサイトを運用しています。レンタルサーバが100%安全というわけではありませんが、ローカルに保存するよりは信頼性がありそうです。Dropboxにバックアップというのもおもしろいなと思いました。必要に応じて別のジョブで登録できるかもしれません。

⑥の「ログの送信先メールアドレス」と「メールの送信元」はデフォルトのままで良いと思います。

⑦の「エラー」は、デフォルトのままチェックをつけておいたほうが良いでしょう。

 

 

 「スケジュール」タブの設定

では、次に「スケジュール」タブの設定です。

⑧の「ジョブの開始方法」ですが、自動でバックアップを取るときは「WordPressのcron」を選択します。

⑨の「スケジューラ」は、週に一度のバックアップにしました。当ブログサイトの場合、基本的にテーマなどは毎日更新したり変更したりすることはないので週に一度で問題ないと判断しました。バックアップを行なうタイミングは、サイトへのアクセスが少ない時間帯を選ぶのが良いでしょう。Google アナリティクスで確認する限り基本的に深夜はアクセスがほぼありません。そのため、何曜日でも良かったのですが、月曜日の早朝(日曜日の深夜)3時に設定しました。

 

 

「ファイル」タブの設定

続いて、「ファイル」タブの設定です。

「ファイル」タブに関しては、デフォルトのままにしておきました。

 

 

「宛先:フォルダ」の設定

最後に「宛先:フォルダ」の設定です。

⑩「バックアップを格納するフォルダー」には、バックアップファイルの保存先フォルダを指定します。

⑪「ファイルを削除」には、バックアップファイルの履歴を幾つ残すかを指定します。バックアップは一ヶ月分残したいと思いましたので、4週分で4つとしました。

 

バックアップの実行

設定が正しくなされているか実際にバックアップを実行して確認してみましょう。設定が完了したなら、最後に「変更を保存」します。すると下図のようなメッセージが表示されます。

ここで、「今すぐ実行」をクリックします。すぐにバックアップが始まります。

 

エラーなしでジョブ完了が表示されたなら問題ありません。これでバックアップ完了です。サーバ上にバックアップファイルを保存しておいて良いのですが、万一サーバにトラブルが発生したときのために、ローカルPCにバックアップファイルをダウンロードしておくといっそう強固なバックアップになります。では、バックアップファイルのダウンロードをしてみましょう。

 

まずは、「BackWPUp」>「バックアップ」を選択します。すると下図の画面に遷移します。

 

「ダウンロード」をクリックして、ファイルの保存先を選択するとダウンロードが始まります。

 

これで、テーマをはじめとするウェブサーバ上のファイルを定期的にバックアップする準備が整いました。次回は、データベース上のデータをバックアップする方法をまとめたいと思います。

 

 

シリーズ記事のリンク

プラグインBackWPUpを使ったバックアップ方法①-ファイルの定期バックアップ

プラグインBackWPUpを使ったバックアップ方法②-データベースの定期バックアップ

プラグインBackWPUpを使ったバックアップ方法③-手動バックアップ