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【書評】小さな会社の魅力と集客が10倍アップするホームページのつくり方・・・良い本です!

株式会社アームズ・エディションで代表取締役をされている菅谷信一さんが著者です。当社のホームページがこの本のタイトル通りの「小さな会社のホームページ」にあたります。ホームページからの集客をアップさせるためヒントを得たいと思い読んでみました。

目次

総評

この本はホームページを作成するための技術的ことよりも、いかに魅力的なコンテンツを作成するのかという考え方や戦略の立て方を学べたと感じています。たいへん参考になるものでした。具体的な事例がたくさん掲載されています。事例の中に当社のようなBtoBのシステム会社はなかったのですが、基本的な考え方を学ぶことができたので、早速、自社サイトにも手を加えてみました。良書だと感じました。

自社の魅力とは何か

まずは、自分の会社の独自性(特徴や魅力)が何かを徹底的に考えさせられました。「魅力発掘シート」と呼ばれるものを使って、自社の魅力をとことん分析することから始まります。そのシートには小学生でも理解できる7つの質問があるのですが、その質問に答えることが意外と難しく、自社と向き合う良い機会になりました。

たとえば、「絶対に変えたくない方針・ポリシー」といった質問です。これらの質問をこたえることで商圏エリアや客層を絞ることができるようになっています。

この「魅力発掘シート」の質問に本音でこたえることが重要です。次のように書かれていました。

ホームページ制作側と情報を発信する企業側が、表面的な意見交換などで会話することなく、「本音トーク」によって導き出される回答こそが、大成功を収めるホームページにつながる重要な材料になるのです。

プロジェクト全体の7割くらいは、戦略策定・コンセプト策定に費やすべきとのことです。最もだと思います。そのために「魅力発掘シート」の7つの質問は非常に効果的です。

わたしも当社のホームページを見直すにあたり、この「魅力発掘シート」の質問に本音で答えてコンセプトを策定しました。結果として、狙ったキーワードで上位表示されるととともに、ホームページからの問い合せが増えましたので、効果が絶大だったことは間違いありません。

信用を裏付けるコンテンツ

信用の裏付けとして非常に効果的なコンテンツとして「お客様の声」が挙げられています。実際にお客様の声をいただくためのインタビューの具体的な方法なども解説されており大変役立ちました。インタビューで用いることができる質問からインタビュー時の雰囲気作りまで非常に具体的な内容です。

また、「経営理念」というコンテンツで経営者や社員をインタビューすることも勧められています。これは、きれいな言葉を並べたようなものではありません。次のように書かれていました。

企業倫理が問われる時代だからこそ、このコンテンツは一層重要性が増します。だからこそ、私たちは企業の奥底に眠る信念を、手加減することなく、充分な時間をかけて取材をして描くべきなのです。

わたしも、企業倫理について考えることが増えています。システム業界は、いわゆるグレーゾーンと言われる微妙な契約が横行しているためです。たとえ業界内の常識とは相いれないことであっても、自社の信念が何かを手加減することなく伝えることの大切さを学びました。

加えて、「専門家コンテンツ」でその道のプロであることの片りんを示すことなど、信用を裏付けるためのノウハウを学ぶことができました。

おもしろそうな取り組み

最後にYouTubeやブログ、ソーシャルメディアの戦略的活用についてまとめられていました。BtoBのシステム会社がどのような動画をYouTubeにアップするのか・・・・というところが悩ましいです。まずは、ブログやソーシャルメディアの活用から始めたいと思います。

この本の冒頭では次のような一文があります。

競争力に劣る小さな会社のための経営戦略である「ランチェスター戦略」を学ぶことは、ネット戦略の策定において大きな効果を発揮します。

いずれランチェスター戦略に関連した書籍についても書評を記したいと思います。では、今回の書評はここまで。

プロフィール

8年間の客先常駐を経験後、いったんソフトウェア業界を離れ、事業承継のために再びこの業界に戻ってきた異色のエンジニア。ただ今、SEOやWebマーケティングに注力中。

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