セキュリティを高めるためにGmailで2段階認証の設定をすることが勧められています。ところが、2段階認証の設定をすると、OutlookやThunderbirdといったメールソフトからGmailへの接続ができなくなってしまいました。今回は、その対処方法をまとめてみました。
1.Googleの検索画面の右上にある下図のように赤で丸く囲った箇所をクリックし、「アカウント」ボタンをクリックします。下図の例では赤で丸く囲った箇所に「H」と表示されていますが、実際にはアカウント名によって表示は異なります。
2.「アカウント情報」ページが表示されたら、「Googleへのログイン」をクリックします。
3.次に「ログインとセキュリティ」画面で「アプリ パスワード」をクリックします。
4.次にGmailアカウントのパスワード入力を求められるので入力し、「次へ」をクリックします。
5.2段階認証の設定時に登録したスマホにテキストメッセージが届きます。「G-」の後に6桁のコードが記されたメッセージです。
6.スマホに届いた6桁のコードを「4.」の画面に続く下記の画面にて入力し、「次へ」ボタンをクリックします。
7.「アプリ パスワード」画面の左下にある「アプリを選択」のドロップダウンリストから「メール」を選択します。
8.続いて同じ画面の「端末を選択」ドロップダウンリストから該当するものを選択します。わたしの場合は、Windowsのパソコンにインストールしたメーラーの設定をしていましたので、「Windows パソコン」を選択しました。
9.「アプリ」と「端末」を選択した後、「生成」ボタンをクリックします。
10.下図の赤で囲った箇所に16桁のアプリ パスワードが表示されます。メーラーを起動するとパスワードの入力を求められるのでこの16桁のパスワードを入力するとログインできます。
セキュリティを高めるといろいろ面倒なことも出てきます。それでも、情報漏えいなどの問題が絶えない時代ですからセキュリティ意識は常に高く持っていたいと思います。
では、今回はここまでです。