Linux系のOSをCUIで操作するときに頻繁に使用するコマンドの一つが「ls」です。今回は、「ls」コマンドの基本的な使い方をご紹介します。
lsの基本的な使い方
カレントディレクトリ内のファイルを一覧表示したいときは、以下のようにコマンドを実行します。ファイル名だけが一覧表示されます。
$ ls
ファイル名だけでなく、パーミッションやファイルサイズなどの情報も表示したいときは、「-l」オプションを使います。
$ ls -l
「.htaccess」などのドットファイルも表示したいときは、「-a」オプションを使います。
$ ls -a
これらのオプションを組み合わせるとかなりの情報を得ることができます。
$ ls -la
ディレクトリを指定した使い方
カレントディレクトリ以外のディレクトリ内のファイル一覧を表示したいときは、以下の書式でコマンドを実行します。
$ ls [オプション] [ディレクトリ名]
たとえば、ディレクトリ「/tmp/」 内のファイルを一覧表示したいときは、以下のような感じになります。
$ ls -la /tmp/
lsコマンドには他にもさまざまなオプションがありますが、ひとまず上記のオプションを使うだけでもかなりのことができます。
では今回はここまでです。