ランディングページの作り方① - 新米Web担のためのホームページの作り方 | 第30回

今回は、ランディングページの作成方法についてご紹介したいと思います。

ここで、取り上げられることは他のホームページの作成の際にも役立てることのできる要素が含まれていますので、参考にしていただければと思います。

 

 

ランディング・ページ(LP)とは?

LPとは、一つの商品やサービスを売り込むための縦長のWebページを言います。

通常のホームページの場合、様々な目的をもつユーザーを相手に情報を提供するため、そのWebページの中には企業の案内や、求人情報など、「ある特定の商品やサービスを探しているユーザーにとって不要な情報」も多く含まれています。

しかし、一つのWebページ全体を「一つの商品やサービス」に特化した形で情報を提供することにより、より直接的にユーザーの関心を引くことができます。

そのため、多くの企業は自社を紹介するためのコーポレート・サイトとは別に、特定の商品やサービスを売り込むためのランディング・ページ(LP)を用意しています。

例えば、以下のサイトの左側は通常のコーポレート・サイト、右側はランディング・ページです。

東急リバブルさんは、不動産の売買や賃貸などいろいろなサービスを行なっています。 しかし、ランディング・ページでは「不動産の売却」に焦点を当て、そのためのページを作成しています。

 

 

ランディング・ページのメリット

1.特定のユーザーに最適化できる

これは、先ほども述べたように、ランディングページの一番の特徴です。

例えば、東急リバブルさんのサイトを例にとってみるなら、「土地を売りたい」と思っているユーザーにとって、不動産の購入や賃貸、東急リバブルの会社概要などは関連性の薄い情報です。 土地を売りたい人にとっては、「土地の売却に関して」東急リバブルにはどんな特徴があるか、利点があるかを知りたいと思っているのです。

そのため、このようなランディング・ページは、通常のGoogle検索などで出てくるというよりも、広告やリンクからの飛び先として設定している例が多いようです。

 

 

2.他ページへの離脱を阻止する

「阻止する」というと少し怖い感じがしますが、これは特定のページ内にユーザーにとどまってもらうことはとても重要です。

わたしたちが通常のネット検索を行う時と同じように、ユーザーは関連した数百万のサイトからわたしたちのサイトをクリックします。 そして、同じようなサービスを提供している企業というのはかなりの数に上ります。

そのような中で、わたしたちのサイトを見てもらうようにしなければなりません。 もし、そのサイトの内容が分かりづらかったり、気に入らない点があれば、すぐにユーザーは他のサイトへ離脱してしまいます。

その点、ランディング・ページは特定の分野に特化しているため、一回見始めてもらえば、最後までスクロールしてくれる可能性が高まるのです。

 

 

3.作成費用が安い

作成を依頼する場合には、通常のコーポレート・サイトを依頼するよりもかなり安く作成することができます。

通常、ランディング・ページの構成は単純であり、1つのWebページに収めることができますので、費用が安くなります。

相場は、1つのランディング・ページあたり、10万円から60万円と言われています。

 

 

ランディング・ページ作成の際のポイント

ランディング・ページを作成する上で、最も重要なのはCVRと呼ばれる成約率です。

つまりそのページを見た人がいかにその商品やサービスを購入したいと思うかが重要です。 それを行なうため、以下の8つのポイントを押さえておくと良いと言われています。

この記事ではそのうち3つを取り上げます。

 

 

ポイント1.自分の言いたいことではなく、相手が言ってほしいことを書く

先回の記事でも取り上げたようにWebページを作成する上で重要なのは、「お客様目線」です。

特に、このランディング・ページを作成する際には、そういえます。

一方的にアピールを繰り返すのではなく、相手の考えていることをくみ取り、そのユーザーの望みを叶え、不安を払拭できるような内容にしましょう。

時にはメリットだけでなく、デメリットも書くことによってユーザーは情報の公平性を感じます。 そのようにして信頼感や安心感をアップさせる手法もあります。

 

 

ポイント2.権威付けを行なう

よくランディング・ページの最初のほうに出てくるのが「No.1」とか「業界一!」、あるいは王冠やメダルなどの画像です。

必ずしも、その分野で「一番」でなかったとしても、「メダル」や「王冠」のマークなどはよく使われます。 それによりユーザーは無意識のうちに「なにかすごいものなんだ!」と感じるようになります。

先に取り上げた東急リバブルのランディング・ページでも「金メダル」が使われていますね。

しかしながら、これをあまりにも安易に使用していくと、逆にユーザーから不信感を抱かれることにもなりかねませんので、注意も必要です。また、ページ自体が安っぽい雰囲気になる可能性もあります。

いずれにしても、その商品やサービスのこれまでの実績などはアピールできる重要なポイントです

 

 

ポイント3.成功をイメージさせる

ユーザーは、お金を払う時に、その商品やサービスの代価として金額を支払っていると考えています。

しかし、実際はそうではないのです。

ユーザーはその商品そのものではなく、「その商品を購入することで得られるメリット」にお金を払っているのです。

ですから、その商品の高度な技術をつらつらと書くよりも、「この商品を購入することで得られる成功」をイメージさせるよう画像などを上手に用いることが必要です。

例えば、健康サプリメントの販売のためのランディング・ページに健康的な家族の画像などが用いられているのは、その典型です。

 

特に、このことは、顧客となる人が一般のユーザーである場合、そう言えます。

一方、その商品を売り込みたい顧客が専門知識を持つ企業なのであれば、別のアプローチが必要になります。 そのような顧客が重視するのは、その製品のスペックですので、その商品の技術的な面に関して正確に記述するほうがよいかもしれません。

それで、この点は顧客となるユーザーがどんなタイプであるかを検討して、判断する必要があります。

 

続きは次回の記事で取り上げたいと思います。 ご覧くださりありがとうございました。

 

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