Webサイトの質を高めるためのポイント - 新米Web担のためのホームページの作り方 | 第29回

これまで、ホームページ作成に欠かせない要素である1)プログラミング、2)そしてデザインについて見てきました。

しかし、ホームページのとても重要な部分を占めているのが、その内容の質です。 今回は数回に分けてホームページの内容の質を向上させるためにできることを解説したいと思います。

 

 

ホームページ ー 内容の質はなぜ重要か?

ホームページを作成するために必要なスキルとして、プログラミングの技術はもちろんのことWebデザインについても知っておくことは大切です。

しかしながら、これらのプログラミングの技術とWebデザインは「ホームページの内容」をより効果的に、魅力的に表現するための道具に過ぎません。

[su_highlight background=”#bac4ff”]重要なのはホームページでユーザーに伝える「メッセージの内容」[/su_highlight]であり、その内容がしっかりできているなら、それをプログラミングやWebデザインにより実現することはそれほど難しくありません。

この1)プログラミング 2)Webデザイン 3)ホームページの内容 は建物を建設することに似ているかもしれません。

建物を建設する際には、必ずその建物を建てるための目的があるはずです。 それは「住居」かもしれず、「商業ビル」や「電車の駅」かもしれません。 いずれにしても「明確な目的」が、あります。 同様にホームページにも明確な目的があり、それを構成する「内容」があります。

そして、この「建物」を建設するための技術が「プログラミング」にあたり、この「建物」の外観や内装を魅力的にする役割を「Webデザイン」が果たしています。

 

そのようなわけで、ホームページを作成する際には、以下の3つについてまず考え、構想を練りましょう。

 

 

ホームページ作成の際に考慮すべき事柄

 

1.ホームページを作る目的・目標

当たり前のようですが、これはとても重要な点です。 要は何のためにホームページを作るのかということです。

それは、上司に指示されたからでしょうか? あるいは、「なんとなく作ってみよかな~」と思ったからでしょうか?

仮にそうだったとしても、質のよいWebサイトを構築するためには、最終的にそのWebサイトを見たユーザーに「どのような行動をとってほしいのか」ということを考えておく必要があります。 そのWebサイトを「訪問してもらう」、または「見てもらう」というのは、「目的」ではなく「目的に到達するための段階」にすぎません。

販売業であるなら、それはやはり最終的に「ある特定の商品を買ってもらう」ことであり、サービス業であれば「ユーザーにあるサービスを注文してもらう」ことです。

いずれにしても、そのホームページを作成する「目的・目標」を考え、それを念頭に置いたうえで作成していくと良いものができると思います。

ホームページを作成する「目的・目標」は、旅行を行なう際の目的地に例えることができます。

旅の目的地がはっきりしているなら、それまでの「道すじ」を定めることができます。 同じように、[su_highlight background=”#bac4ff”]ホームページの最終的な目的や目標をいつも念頭に置くなら、それを達成するための「道すじ」を見出すことができます。[/su_highlight]

 

 

2.ホームページでもっとも伝えたいこと

もちろん、ホームページを作成する際には、その中で伝えたいことというのはたくさんあると思います。

しかしその中でも、特に重要なメッセージを絞りこむことが必要です。

なぜなら、人は通常ホームページを見るときに、隅から隅まで全文を読んでいるわけではないからです。

ホームページはクリックとともに瞬時に表示され、人は数秒のうちに目を通します。 そして、関心を持たないと別のサイトにすぐに行ってしまうのです。

それで、ホームページ上で伝えたい重要なメッセージを絞り込み、それを「見て・読んで・行動して」もらうようにホームページ上に配置する必要があります。

 

しかし一点注意していただきたい点があります。

もしかしたら、「ホームページでもっとも伝えたいこと」というと、「自分が他の人に伝えたいこと」というイメージを持つかもしれません。

もちろん、ビジネスを念頭に置いていない趣味のレベルであればそれで構わないのですが、何かの商品やサービスの販売を目的としたホームページを作成する場合には、もう一工夫する必要があります。

なぜなら、「自分が良い」と思うものが「ユーザーにとっても良いもの」とは限らないからです。

 

例えば、長年特定の業種に携わって来られた方は、これまでいろいろ研究や試行錯誤を繰り返し、その分野での「専門家」となっておられると思います。

そして、その経験の中で「これは最高だ!!」と思える商品を商品を開発したとします。しかし、それを市場に売り出してみると、思ったほどうまく売れなかったという経験をお持ちかもしれません。

その原因には2つ考えられます。

1)その商品がユーザーの希望を十分に反映していなかった。

2)その商品の売り込みかたに失敗した。

ではなぜ、「専門家」が最高だと思うものが、ユーザーにとっては「そうでもない」ということになってしまうのでしょうか?

 

それは、ユーザーは「専門家」ではないからです。 ユーザーは基本的にその商品を構成している高度な技術や、それを制作するまでの長年の苦労など、何も知らないのです。

 

この点は、今後の記事で詳しく解説したいと思います。

いずれにしても、わたしたちが念頭に置いておくべきことは、「自分たちにとって良いもの」=「ユーザーにとってもよいもの」ではないということです。

わたしたちは、[su_highlight background=”#bac4ff”]そのユーザーの見方を理解した上で、情報を提供しなければなりません。[/su_highlight]

これがつまりよく言われる「お客様目線」のメッセージの伝え方です。

 

そして、このお客様目線でメッセージを構成するために欠かせないのが次の要素です。

 

 

3.ホームページを見てほしい対象

これは、お客様(ユーザー)目線でメッセージを提供する上で欠かせない要素です。

もちろん、わたしたちは誰からも嫌われたくないので、多くの場合、いわば「万人受け」するようにホームページを作成する傾向にあります。

しかしながら、「万人受け」するようなホームページを作成しても、結局のところ、「誰からも嫌われないが、同時に誰からも好かれない」状態に陥るのです。

どうしても、すべての年齢層、性別、業種の人に好感を持ってもらうように作ろうとすると、最終的に「平凡で特徴のない」ページになってしまいます。

それで、[su_highlight background=”#bac4ff”]そのページを「誰に・どんな人」に見てほしいかを絞り込みましょう。[/su_highlight]

 

そして、次いでその人たちの「関心事や求めていること」を考慮することが必要です。

そうすると、そのユーザーの状況を頭に思い浮かべることができ、そのユーザーの目線に立ってメッセージを伝えることができます。

この点も、さらに詳しく今後の記事で解説したいと思います。

 

 

まとめ

ではホームページを作成する際には、これまで考えたように…

1)ホームページを作る目的・目標

2)ホームページでもっとも伝えたいこと

3)ホームページを見てほしい対象

をよく検討しましょう。

 

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コアース株式会社

業務システム開発一筋32年

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