ブラウザを使ってさまざまなサイトを閲覧しますとブラウザにCookieとよばれるデータが格納されます。ブラウザによってことなりますが、Google Chromeの場合はどのようにCookieを確認できるでしょうか。今回はその方法をご紹介します。
Cookieとは?
Cookieは、ChromeやIEといった各ブラウザに格納されるデータです。では、Cookieはどのようにブラウザに格納されるのでしょうか。
- ブラウザであるWEBサイトを閲覧する。
- WEBサーバからブラウザへCookieが送られる。
- 次に同じWEBサイトを訪問するとき、ブラウザはWEBサーバにCookieを送る。
- WEBサーバは受け取ったCookieに合せた処理をする。
④のCookieに合わせた処理をするというのはどのようなことでしょうか。
たとえば、会員サイトのようにログインしなければならないサイトの場合、何度もログインしなくてもよいようにすることができます。
また、前回の続きを表示するということも可能になります。
ChromeでCookieを確認する方法
まず、下図のようにChromeの右上付近にある赤く囲った箇所をクリックし、「設定」を選択します。
続いて、「詳細設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「コンテンツの設定」を選択します。
「Cookie」をクリックします。
「すべてのCookieとサイトデータを表示」をクリックします。
するとCookieやサイトデータを保存しているサイトの一覧が表示されます。
たとえば、グーグルのサイトを選ぶとクッキーが5つ格納されていることが分かります。
さらに、その中の一つのCookieを選択すると下図のようなデータを閲覧することができます。Cookieの名前などを確認することができます。
「閲覧履歴データを消去する」という機能を使ってCookieを削除することもできますが、今回ご紹介しました「コンテンツの設定」>「Cookie」では個別にCookieを削除することも可能です。
特定のサイトのCookieを消去したいときにはこの方法を使うことができるでしょう。
今回は、Chromeに格納されているCookieを確認する方法をご紹介しました。では、今回はここまでです。