CentOSでApacheをコマンドラインから起動／停止／再起動／自動起動する方法をご紹介します。6以前と7以降とで使用するコマンドが異なります。
目次
CentOS6以前
Apacheを起動する方法
service httpd start
Apacheを停止する方法
service httpd stop
Apacheを再起動する方法
service httpd restart
PC起動時にApacheを自動起動 するように設定する方法
まずは、現在の設定がどうなっているかを確認します。
chkconfig --list | grep httpd
httpd 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off
すべてのランレベルでoffになっているのが分かります。次のコマンドで自動起動するように設定します。
chkconfig httpd on
設定が正しく変更されたか確認します。
chkconfig --list | grep httpd
httpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
ランレベルが変更されていることが分かります。次回PCを起動する際には自動でApacheも起動されます。
Apacheの自動起動を無効に設定する方法
chkconfig httpd off
CentOS7以降
Apacheを起動する方法
service httpd start
Apacheを停止する方法
service httpd stop
Apacheを再起動する方法
service httpd restart
PC起動時にApacheを自動起動するように設定する方法
まずは、現在の設定がどうなっているかを確認します。
systemctl is-enabled httpd
disabled
「disabled」と表示される場合は、自動起動の設定がされていません。次のコマンドで自動起動の設定をします。
systemctl enable httpd.service
正しく設定されたか確認します。
systemctl is-enabled httpd
enabled
Apacheの自動起動を無効に設定する方法
systemctl disable httpd.service
Linuxに何かをインストールする場合などApache関係の操作をすることはよくあります。