HTMLとは - 新米web担のためのホームページの作り方 | 第3回

ここでは、ホームページ作成のスキルを独学で身につける方法をシリーズでご紹介します。今回から数回に分けてホームページ作成の際に必要とされるプログラミング技術の習得方法について解説したいと思います。

 

 

プログラミングとは?

プログラミングと聞くと皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか?

実はわたしもこの仕事を始めるまでは、プログラミングといえば学生時代にやったパソコン上で「亀」を動かして遊ぶ(笑)授業しかイメージになく、何か ものすごく難しいもののように感じていました。(もちろん今でも難しく感じるところがあるのですが・・・。)

しかし!! 実はプログラミングとは得体のしれない難解な作業なのではなく、理解してしまえばだれでもできることなのです。 一般的にプログラミングとは以下のように定義されています。

 

コンピュータのプログラミングとは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為。 wikipedia

もっと簡単に言うと、コンピューターに「何かを表示してほしい」、「何かの作業をしてほしい」と思ったときに、その指示をコンピューターに伝えることなのです。

 

 

プログラミング言語

ここで問題になるのは、コンピューターは「日本語」や「英語」など人間の用いる言語を理解できないという点です。 わたしたちがコンピューターに指示を与える際には、コンピューターが理解できる「言語」を用いる必要があります。それを「プログラミング言語」と呼びます。

プログラミング言語には多くの種類があるのですが、その中で、ホームページを作成する際に用いられるのが HTML(HyperText Markup Language ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)というプログラミング言語です。

 

 

HTML(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)とは?

少し横文字が出てきましたので、念のために説明しておきたいと思います。

 

 

ハイパーテキスト

ハイパーテキストとはハイパーリンクを埋め込んだテキストのことです。 よくウェブページなどで、下線の付いたテキストをクリックすると別ページへ移動するのがありますよね。それがハイパーリンクと呼ばれるもので、それが含まれたテキストをハイパーテキストといいます。

そのようなわけで、この HTMLには、ハイパーリンク機能を用いて、単に文章を表示させるだけでなく、関連する情報同士を結びつけたり画像を組み込んだりして、情報を整理できるという特徴があります。

 

 

マークアップ

マークアップとは、特定の文章がその全体の内容の中でどんな役割をしているか印をつけていくことです。例えば、同じ文章でも長々と段落もなく書き連ねているものよりも、「表題」、「目次」、「項目」などが分かれていたほうが、パッと見た時に理解しやすいですよね。そして、重要なところを太字にしたり色を変えたりするともっと読みやすくなります。

そのような表示ができるというのもこのHTMLの特徴です。

 

 

まとめ

1.プログラミングとは、プログラミング言語を用いてコンユピューターへの指示を順番に作ること。

2.ホームページ作成の際にはHTML(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)というプログラミング言語を用いる。

この2つをご理解いただけたなら幸いです。

つまり!! ホームページを作成するというのは、この HTML というプログラミング言語の方式でコンピューターへの指示を順番に作っていくということなのです。

そしてそして、うれしいことに、このHTMLはプログラミング言語の中でも特にわかりやすい言語と言えます。 なぜなら、基本的にこの言語はホームページ上に「文字」や「画像」などを表示させるためのものであるため、プログラムを作った時にすぐに画面で実際に表示して見ることができるからです。

 

ではこのHTMLを学ぶどんな方法があるでしょうか?次回はその点について解説したいと思います。

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