これまでこれといった不便を感じることもなくWebARENAというレンタルサーバを使用してきました。しかし、SEO対策をしているうちに、mod_deflateが使えないなどいろいろ足りない機能が出てきたため、思い切ってレンタルサーバの引越しを計画することにしました。機能面、費用面などを考慮しながら計画を進めています。まずは、ざっくりと計画をまとめておきたいと思います。
レンタルサーバ会社の選択
現状は、WebARENAというレンタルサーバを使用しています。今回、レンタルサーバを引っ越しするにあたり考慮している条件は・・・・
- WordPressが使えること
- MySQLが複数使用できること
- PHPで作成したプログラムが動作すること
- 圧縮転送に対応していること
そして、これらの条件を満たしていて、比較的評判が良いなと感じたのが下記の3つのプランです。
サーバー会社 | プラン | 月額費用※1 | 特徴 |
---|---|---|---|
さくらインターネット | スタンダードプラン | 429円 | 安価で安定性にも定評がある。ただし、一度プランを決めると変更ができないため、一旦解約してから、新規に契約する必要がある。 |
ロリポップ | スタンダード | 500円 | 安価で転送量が100G。この価格帯では、かなりコストパフォーマンスが良い印象がある。ただし、他社で取得したSSLを利用できない。 |
mixhost | エコノミー | 480円 | 低価格で高性能。1ヶ月の試用期間あり。ただし、容量は10Gなので、さくらのメールボックスなどとの併用を検討できるかもしれない。 |
エックスサーバー | X10(スタンダード) | 1,000円 | mod_pagespeedによる表示速度の向上や自動バックアップなど機能が充実している。価格はやや高い。 |
※1 2017年10月4日時点のもので、年間契約した場合の費用です。
安価なプランにするか、少し費用をかけて高機能なプランにするかが迷うところです。今回は、当サイトの現在のアクセス数や使用しているディスク容量などを考慮して、安価なプランを選択することにしました。機能面などを考えてmixhost+さくらのメールボックスという構成にしたいと思います。mixhostは、比較的あたらしいレンタルサーバですが、かなり注目度が高いようです。SSD、無料の独自SSL、バックアップとデータ復元の使いやすさなど非常に魅力的な内容です。ただ、実績が少なく、安定性という面で若干の不安がありますので、メールはさくらのメールボックスで対応することにしました。
ドメイン管理会社の選択
次は、ドメイン管理会社の選択です。単純に今契約しているドメイン管理会社は費用が高いために変更を考えています。co.jpドメインの更新費用ができるだけ安価なドメイン管理会社を探してみました。加えて、Office365やMicrosoft Azureを独自ドメインで使用するために、DNSレコードの編集ができるかどうかもポイントになりました。残念ながら今契約している名付けてねっとは、オプションの費用を払わないとDNSレコードの編集ができないのです。。。。。これらの事情を考慮しつつ調査した結果、下記の2社に絞りました。
ドメイン管理会社 | 更新費用※1 | 特徴 |
---|---|---|
エックスドメイン | 3,760円 | 無料のレンタルサーバがテストサイトの立ち上げなどに便利そうです。 |
スタードメイン | 3,780円 | ポイントをためて、レンタルサーバ費用などに充当できるようです。 |
※1 2017年10月4日時点のものです。
こちらも悩みましたが、無料のレンタルサーバをテスト環境として使いたいという考えもあり、エックスドメインにしました。
今後の流れ・・・
Microsoft Azureを独自ドメインで使用する必要が緊急で発生したため、先行してドメイン管理会社をまずはエックスドメインに移管することにしました。その後、レンタルサーバの引越しを実施する計画です。では、次回は、ドメイン管理会社の移管手続きの方法を書いてみたいと思います。