システム開発者向けの「.dev」ドメイン-取得方法と費用比較

2019年から新しく「.dev」ドメイン(gTLD)が取得できるようになりましたね。登録要件や必要書類はないので簡単に取得することができます。さっそく、システム開発関連のサイトでこのドメインが使われ始めているようです。当社のシステム開発会社なのでこのドメインを取得してみることにしました(まだ、活用方法は決めていないのですが・・・・)。

いくつかのレジストラが販売しているようなので価格比較をしつつ、「coeure.dev」を取得しましたので、その方法をまとめてみました。

 

 

「.dev」ドメイン取得前の注意点

.devドメインは、常時SSL(HTTPS)接続が必須になっています。ドメイン費用とは別にSSL証明書を取得する必要があります。

取得に関して、それ以外はとくに問題になることはなさそうです。必要な書類や登録要件などが特に定められていないため、システム会社や開発者ではなくても取得できるようです。

 

 

「.dev」ドメイン取得にかかる費用比較

2019年3月5日現在、お名前.comやムームードメインといったレジストラでは「.dev」ドメインは扱っていないようです。

2019年1月16日から先行登録が始まっていましたが、2月28日からは一般登録の受付がはじまりました。一般登録に先立つ先行登録期間は、100万円を超える必要が必要な時期もありましたが、ようやく通常の費用で.devドメインを取得できるようになりました。

さっそく、.devドメインを扱っているレジストラの登録料などを比較してみました。

レジストラ 登録費用 更新費用 その他
Gandi.net 1,787円 1,787円 1年間無料のSSL証明書。無料でメールアドレス2つ。
GoDaddy 1,561円 2,221円
ゴンベイドメイン 2,700円 2,700円
Google domains 1,400円 1,400円 英語表記のサイトが多い

 

価格のみで比較しますとGoogle domainが最安なのですが、英語サイトが多く、翻訳しながら手続きするという感じでした。英語には若干不安がありますので、今回はGandi.netで取得することにしました。

 

 

「.dev」ドメインの取得方法

まずは、取得したドメインがまだ誰にも取得されていないか確認する必要があります。まずは、gandi.netのメニューから ドメイン を選択します。下の画面で取得したドメイン名を入力し、虫眼鏡のボタンをクリックすると取得可能かどうかが判定することができます。

 

 

取得可能なドメインであれば、あとはクレジットカードなどで支払いを済ますだけです。先にGandi.netのアカウントを作成しておくとスムーズに処理を進めることができるかもしれません。

詳細は下記の記事でご確認いただければと思います。

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とても簡単に「coeure.dev」アカウントを取得することができました。では、今回はここまでです。

 

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